
ゴールデンウィーク真っ只中、僕も仕事は休みです。
しかし「携帯電話」という非常に便利で不便な通信機器の発達により、連絡が簡単に取れてしまう今日この頃(笑)。
昨日はお客さんの車にトラブルがあり、駆けつけなくてはなりませんでした。
そのこと事態は記事にするほどの事でもないのですが、ちょっと仕事に対しての「モチベーション」について考えさせられましたのでエントリー。
自分は何の為に仕事をするのか?
僕の「やる気」のスイッチはどういう時に入るのだろう?
昨日は休日でしたが、午後3時半ころお客さんから携帯電話に連絡が入りました。
「今日はお休み?」
「ええ。今日はお休みいただいておりますが・・・何かあったんですか?」
休日にわざわざ電話がかかってくるという事は何かあったんだろうと感じました。
そしておそらく僕の携帯に電話する前に会社にも電話しているだろうという事も。
「実は車の調子が悪くって・・・エアコンも動かないし、自動ドアも動かなくなっちゃったんだよ。」
「そうですか・・・申し訳ありません。ところで今どちらですか?」
「今日まで仕事で、今事務所にいるんだけどさ。」
「分かりました。すぐに伺います。」
幸いお客さんの事務所は僕の自宅から車で5分くらいのところにあったので、電話でのやり取りより行った方が早いと思いお客さんのもとへ向かいました。
当社の車がトラブルを起こしたのですからお詫びも申し上げなくてはなりませんし・・・
現場について車を拝見したところ、おかしいのはエアコン、自動ドアだけではありません。
電気系がおかしいらしく、色々な装備が動かない状態でした。
「何が悪いんだろう?」
「う〜ん・・・この場ではどうもわかりませんね・・・困ったな・・・」
色々やっているうちに今度はエンジンもかからなくなってしまいました。
「う〜ん・・・困ったなぁ・・・実は明日から子供たちを連れて実家に行く予定なんだけど・・・」
「この場ではちょっとどうしようもなさそうなので、ちょっと社に電話してみます。」
「え?会社は休みでしょ?」
「ええ。お休みを頂いているのですが・・・当番の人間が出社しているはずなので。」
営業自体はやっていないのだが、このようなときの為に「当番」が毎日出社している。
今日の当番は整備工場のフロントをやっている天沼さんのはずだ。
さっそく連絡をとる。
「もしもし?天沼さん?」
「あ、はい。天沼です。」
「実はお客さんの車がエンジンかからなくなってしまって・・・。
色々やってみたんですが、僕じゃ分からなくって・・・。
・・・・・・という状況なんですが、どうしたらいいですか?」
「どうしたらって、どうしようもないですねぇ」
聞いた僕がバカでした。
僕は整備の事は詳しく分からないので、整備の人間に聞けば何かしら応急処置が出来るかもしれないと思ったのだが、
整備の知識以前に「天沼さん」には「責任感」がまるでない。
こういう時の為に当番で出社しているのだろうに・・・
この「天沼さん」はいつもこうだ。
本人のやる気がないのは勝手だが、この人の無責任さ加減はこちらのモチベーションも下がる。
しかし、今回の事はそんな事は言ってられない。
「どうしようもないって・・・。だったら代車でも出さなければしょうがないでしょう?
お客さんは明日から旅行に行く予定があるんだよ?
代車は空いてないの?」
「代車は休み明けに板金の予定が入っているお客様に出す予定で・・・あとは、7日に車検のお客様にとってあるのと・・・空いてませんねぇ」
「あのさ、代車の予定って7日からなんでしょ?今日は3日だよ?3,4,5,6日って空いてるって事でしょう?」
「それはそうですが、7日から営業なんで今日その車を持ってきても何も出来ませんよ?」
「そういう問題じゃないでしょ?どっちが緊急事態なのか分からないの?
お客さんの車、今ここでエンジンかからないんだよ?
明日から旅行の予定があるんだよ?」
「それじゃぁレンタカーでも借りてもらうしかありませんねぇ」
ダメだこりゃ。話をするだけ無駄だ。
僕の会社は他にも営業所を持っている。
他の営業者を当たった方が良さそうだ。
幸いここから同じような距離のところにもう一店舗ある。
「もしもし?○○店のJobjoyですが・・・」
「おー。Jobjoy君か。久しぶりだね。どうした?何かあったか?お前休みだろ今日?」
幸いな事に店長が当番だったらしい。
何かあったと直感するあたりやっぱり違う。
「実は・・・という訳で、代車をお借りできないでしょうか?」
「そっかー困ったなぁ・・・うちも代車はあらかた出払っているんだ。
ちょっと待て。
試乗車だったら出してもいいぞ。
緊急時だからな、仕方あるまい。」
「助かりました!お願いします!」
お客さんには事情を説明し、試乗車で旅行に言っていただく事に。
後はここで車のエンジンを何とかかけて試乗車と入れ替えたいのだが・・・
「エンジンかかるかなぁ」
「途中で止まったりしないだろうね?」
何度かやっているうちにエンジンがかかりました!
「それではちょっとお車お預かりします。
往復で2時間以上はかかってしまいますが・・・時間を下さい。」
「うん。いいよ。仕方ないじゃない。待ってるよ。」
営業所まではここからだと約40分程度のはずだが、世間はゴールデンウィーク。
道路は混雑しているだろうからすんなり行かないだろう。
お客さんのところを出たのが4時半ごろだった。
案の定渋滞していて営業所についたのが6時を回った頃。
途中でエンジンが止まるんじゃないかとヒヤヒヤしながらの道のりだった。
試乗車に乗り換え営業所を出る時にお客さんに電話を入れた。
そして帰り道、僕は自分がいましている事、そして「天沼さん」の対応について考えていました。
何で僕がこんな事をしなくちゃならないんだ!?
休みだっていうのに!
天沼のヤツがもっと責任感があってちゃんと対応してればこんにイライラすることもなかっただろう。
今日は休みで店長だって他の連中だって休んでる。
何でオレだけ貧乏くじを引かなきゃならないんだ!
というか会社がしっかりとした体勢作りをしないから悪いんだ!
天沼が責任感ないのなんてみんな分かってるくせに!
僕の中の感情は「天沼さんへの不満」からだんだんと「会社への不満」へと変わっていきました。
帰り道の最中、僕は「何の為に仕事をしているのか?」という問いに対する「答え」を探していました。
帰り道もゴールデンウィークによる渋滞に巻き込まれて、お客さんの事務所に戻って来たのが8時過ぎでした。
「遅くなって申し訳ありませんでした。」
「いや、こちらこそ悪かったね。休みだったのに。
でもおかげで助かったよ。これで安心して出かけられる。
お疲れ様。」
救いだったのはこのお客さんがいい人で、車のトラブルに対して苦情を騒ぎたてなかった事。
これで「なんだよ!早く何とかしろよ!明日から出かけんだぞ!」なんて調子でガンガンやられたら、
居たたまれなかっただろう。
このお客さんには本当に「感謝」です。
少し長くなったので続きはまた。
Author:JobJoy
静岡在住、自動車ディーラーに勤める30代のサラリーマンです。
人生の大半を占める「仕事」について色々考えるようになった今日この頃。
どうすればもっと充実した毎日を送れるのでしょうか?
日々勉強中・・・
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